歴史を思う。
この場所へ辿り着くまでに、幾千万の人々が思いを紡いできたことか。
技を思う。
人から人へ、生涯を賭けて研鑽を重ね、時を超えて受け継がれた奇跡よ。
土地を思う。
遥か昔より、故郷の大地が育んだこの財産は、今も変わらず、私たちの営みと共に有る。
おもえらく/以為
この言葉を以って、私たち日本人は歴史と、技と、土地に敬意を示し、
今までも、そしてこれからも、永遠に継承と進化を為し続ける。
Brand Statement
匠の技と、素材を以って心を伝える。
もてなしは、そのぬくもり。
《以為》とは、日本書紀からの言葉で
「以って為す(思う・考える)」ことを意味します。
私たち日本人はこの言葉通り、伝統文化や食文化を学び、
楽しみ、思いを巡らせ、そして受け継いで参りました。
その陰には、様々な「道具」が用いられてきました。
酒器や皿、調理器具といった道具は、実用品の域を超えた意味と価値を持ち、
時にその存在が歴史を動かしさえしたのです。
《以為シリーズ》は、日本の伝統文化や食文化を背景に、
土地に受け継がれた素材と職人の技法を以って、
現代に生きる新たな道具をハンドメイドでつくり上げます。